あまいということ
以前、先生が講座の中で 「人生にスウィートさを」 ということを
ひとつの例えとしてお話しされていて、
それ以来わたしの心の中のノートにその言葉を書いたままにしている。
ここから先は、その言葉を受け取ったわたしが思うスウィートさについて綴ってみようと思う。
自分のこころの棚卸しもかねて。
スウィートさとは何だろうね。
甘いものを食べる以外にも、 毎日のいろいろな場面で甘さってあると 思うんやけどな。さてさて。
●「甘いものを食べる」こともひとつかな。
味が甘くて(甘くなくてもいいかもしれない)、 おいしいものということのほかに、
それを作ってくれた人や、 もし誰かと一緒に食べたのだったらその人と 「おいしいねー!」と
歓喜しながらバタバタしたことや、
おいしい顔や景色や楽しいね!ということを 鮮明に覚えていて、
その記憶が時間が経っても、 わたしにこころに甘いうるおいをもたらしてくれる。
●こころがふわっと動くような言葉を聞いたとき、読んだとき。
肩が凝るように心も凝るときがあって、 そんなときにふわっと心が動く言葉と出会うと、
体の中を心の中を新鮮な水が流れていくような気持ちになるな。
好きなことをしているときがそうなのかもしれない。
●呼吸したとき
ヨガしたり、マッサージしてもらったりして 体もこころもちょっとずつゆるんでくると、
普段は無味無臭なのに、 吸う息が甘く感じられるときがある。
あまい呼吸がわたしの中に入ってくる。
そのときわたしの吐く息もあまいはずだ。
●お風呂にはいったとき
湯船に浸かってふぇぇぇ~と声を出し、
ぼーっとするとき眉毛がさらに八の字になってると思う。
●ちくわをわしゃわしゃしてるとき
わしゃわしゃしてちくわが喜んでくれると 自分の手がとてもいい手のような気持ちになってくる
●散歩の時や、なんかの時に空を見て、空の色や雲の色にうわぁと思う時
甘さ、スウィートさは、
外の世界からびゅんとやってきてくれることもあるけど(それももちろんありがたい)、
それが自分の中でどんな響き、音、色があるかかなと感じていて、
わたしは甘い響きのものを見つけているように思う。
日々の中で、「これはいいものだ☆」ボックスにためていって、
必要なときにガサゴソとそこから引っ張り出してきている。
そうできないときも、ガサゴソ引っ張りだして、
思い出したり、イメージしたりしてうっとりしている。
とくに夕方のあっと過ぎていく時間帯や、
季節の変わり目 人生の変わり目 いや毎日だ に甘さとうるおいを。
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