一瞬の長さや濃さはわたししだい
先日、中崎町410さんで開催されていた、蝋燭のりんちゃんと編み紐の中村未来子さんの展示
ヒトヨリー蝋燭と編み紐―
に行ってきました。
初日のおふたりとも在廊されている日に行けたので、
おふたりのおはなしを聞いたり、のんびりと作品を眺めたりできました。
いつもだけど、りんちゃんがどういう思いで蝋燭を作ったのか、蝋燭で表現していることを聞くのは、 本当に豊かな、ありがたい時間。
今回は未来子さんからも、草を編むこと、草との関わりについておはなし聞けて、 ふだんわたしが意識していないことをたくさん知ったり、発見できて、ふはっ♪とたのしい時間。
おふたりの作品を、ゆっくり、じーっと見つめている時間は、
いつものなんとなくせわしい時間とは違って、 一瞬一瞬の時間がゆっくりとながれるし、
光や色や形をいつもより細やかに感じられるような気がしました。
そんな時間を過ごして、
時間とは、みんなに平等に同じ長さと言われるけれど、
それを構成する「一瞬」の長さや濃さは、その一瞬をどう過ごすか、どう味わうかで
人それぞれ違うのかもしれない。
そんなことを思いました。
「一瞬」の長さとあじわいを決めるのは、わたしなのかもしれません。
同じことを呼吸を通しても感じることができるなぁと思うので、ひとつひとつの呼吸をあじわい深く
とっていこうと思います。
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