それぞれの健やかさ、のびやかさで○
思っていること。
人の思っていることは、頭の中をのぞけないのでわからないので、
わたしがなんとなく思っていることですが。
ヨガのイメージ、ヨガをする人のイメージって、まだまだ体が柔らかくって、
運動が好きで、おしゃれなウェアを着て、
元気で、いつも前向きで、むずかしいポーズをできるようになって。。。というのは
SNSで発信されることや、雑誌によるものなのかなぁと感じています。
それはそれで構わないのですが、
そこに当てはまらないことが、ヨガから自分を遠ざけることにならないといいなと思います。
強度の高いポーズをすることが、ヨガの目的ではない人がいてもよいと思うのです。
わたし自身がそうだから。
自分にあった練習をすることを大切にしたいのです。
(もちろん強度の高いポーズ練習が、体の準備と体調が整っているときには、その人にとってすばらしい練習になると思います。)
わたし自身のはなしになってしまいますが、
気圧の変動にやられて、ふらふらしてる日もあったり、
もともと体というより筋肉が硬い方だし、
以前耳の調子を崩してから、頭を下にすることがしんどいなと思うことが増えてきていたり。
その分、日によって体調は違っているので、それにあわせて練習することが、助けになっていると実感していたり、
また気持ちのほうも、
季節的に秋は、しんみりしょんぼりすることも多いし、
ヨガの哲学的なことを勉強しても(ほかにも心のあり方の勉強も)、
昔からの考え方のくせがまだまだ抜けなくて、人に良く思われてないだろうなと思っているし、
それでも好きな人には嫌われたくないし、むしろ好かれていたいし、
褒められたいという欲もちゃんとまだまだ持ち合わせているし、
じゅうぶんな腹黒さもあるし。
先のことは不安いっぱいだし。
どうだっ!(開き直り)な気分にだってなります。
そんなことを、たまにじめじめ思いながら生きているわけですが、
それでもヨガのじかんを通して、
日々のいろんな思いや浮かんでくる考えを汲み上げて、ほどいていったり、
体の緊張やこわばりをほどいていったりすることで、
立派な人にはなれないでしょうが、
ちくわに触れる手があたたかくなったり、
ごはんを作る気分になったり、
おいしいものを食べて笑えたり、
そんな日常が愛おしく思えてきたり。
それがわたしにとってヨガをする理由なのかもしれないなと思っています。
それぞれの健やかさや、のびやかさを大切に育てていくように生きていけたら楽しいし、
ヨガがほんの少しでもその役に立てばうれしいなぁと思います。
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