ひと息つく方法の紹介*
今、さまざまなことが起こっていて、大変な状況にある方、
またその渦中にいなくてもネットやテレビで観ることで心を痛めている方、
ご自身や家族の看病や介護で、やらなくてはならないことを抱えておられる方、
それぞれの立場や状況で、体や心が緊張状態にあるとき、
おうちでもできること、緊張をいったん手放すこと、一息つくということがあればと思い、いくつかわたしが日ごろやっていることを紹介しようと思います。
これを目にした方が試してみたり、近しい方に伝えてもらったりしたらうれしいかぎりです。
なぜかトイレやお風呂でできることを紹介しがちなんですが。笑
○目を閉じる(たとえ一瞬でも)
緊張状態にあったり、リラックスできていないと目は閉じれないということを何度も体験しています。
「一瞬でも目を閉じる」ということは、ONに入りっぱなしのスイッチをOFFに一旦切り替えてくれます。
そんな時間ないと仰る方にいつもおすすめしているのは、トイレとお風呂です。
ものは試しです。トイレに座ったときに、目を閉じて、はぁぁぁと息を吐いてみてください。
電車で移動するときに、スマホを置いて、目を閉じておくということも、思いついたときにやっています。
○はぁぁぁと声に出して息を吐いてみる。
これもトイレやお風呂でできることなのですが、
目を閉じて、はぁぁぁぁぁぁぁと声に出して吐いてみてください。
声に緊張とか疲れとかイライラとかを乗せて外に出すイメージ。
吐ききった分だけ、新しい吸う息が入ってきてくれます。
○上のふたつに含まれるようなことですが、一瞬の隙を見つけては深呼吸する。
ヤカンにお水を入れている間、
洗濯物を取りみながら、
スマホから目を離したときに
ふとんにごろんと横になったときに。
○少し時間がとれたとき、寝るときにおふとんの中で、目を閉じて、呼吸を意識してみる。
例えば、
4カウントで吸って、4カウントで吐いて。。。を何回か繰り返す。
「吸って1,2,3,4.。。吐いて1,2,3,4・・・・・」
気があがっているようなときにも、呼吸に意識を向けることで少しずつ落ち着いてくるように思います。
その後、イメージで。
右腕が重~くお布団に沈む、右足が、左腕が、左足が、深~く沈む。
背中がおふとんに溶けていくように。トロトロ、トロトロ~とイメージするのもいいですよ。
○自分のことを責めない
何もできていないなぁとか、自分のことを優先しちゃいけないなとか、
まだまだがんばれていないとか、自分だけ平和に穏やかに暮らしてしまっているとか。。。
わたしもそうなんですが、自分の至らなさや、足りないところ、
自分だけが楽しいとか美味しいとか思っちゃいけないとか、そういうことに押しつぶされそうになるときがあります。
そう思わないでね。
思いそうになったら、思ってしまったら、
そんなときにこそ!目を閉じたり、深呼吸したり、「自分のため」の時間を一瞬でもとってみてください。
気持ちのモードを切り替えることを、日々の合間にしてくださいね。
あなたが健やかでいること、元気でいること、笑っていることが、救いになったり支えになります。
健やかな精神状態でいることが、適切なサポートや適切な判断をする原動力になるのです。
ふだんのヨガクラスでも、このようなことを紹介しています。
ヨガに来てくれるのはとてもうれしいことではあるし、
その時間に紹介したことや一緒に練習したことが、日々のくらしのお手伝いできていれば
いいなぁと思っています。
ヨガのことなどについてのお問合せは、
kurasuhiromi☆gmail.com (☆を@に変えて送信してください)
または、
yoga_hiromi☆yahoo.co.jp (☆を@に変えて送信してください)
まで、お待ちしています。
0コメント