夏から秋の季節の変わり目と○ヨガとアーユルヴェーダの養生法
10月だから涼しいだろうと油断していたら、この暑さ!
暑い日、涼しい日、暦どおりにいかないようなので、その日その日にあわせた過ごし方や
養生をしていったほうがいいなぁとわたし自身の体もこころも言っております。
アーユルヴェーダでは(きっと中医学やほかの自然療法もだと思いますが)、
外の環境で起きていることは、私たちの体や心の中でも起きているという風に
考えたりするようです。(ざっくり)
なので、寒くなったり、乾燥する季節は、体も冷えるし、お肌も乾燥するし、
内臓の腸も乾燥するし(なので便秘ぎみになったり)、
気持ちもなんだかなぁなしんみりした気分になったり、夕焼けを見て悲しくなったり、
不安な気持ちが沸いて来たり。。。
そのままで、一時の強い刺激や、ストレス発散でやり過ごすのもありですが、
ここはひとつ、試しに地味だけど、地味に効く養生法を試してみたり、そのときにあわせたヨガをするのもよいものです。
季節はいつか、平日かお休みの日か、体調はどうかetc.にあわせたヨガや養生法を
ヨガクラスなどで紹介しています。
アーユルヴェーダでは、反対の性質をあててあげるとよいよ~と勧めていますので、
冷えていたら、首、肩、手首、足首などをあたためる。(ストールは手放せません)
乾燥していたら、太白ごま油でオイルマッサージをしてみる。(足裏がどんどんオイルを吸い込んでいくのにびっくりします)
どっしりとして潤いのあるものを食べるのも、あたたかさ、潤いが足されるので、
スープやお味噌汁、鍋物を摂る機会を増やしたり、
いいオイルを摂ってみたりするのも、腸の乾燥によかったなぁと実体験として感じています。
また気持ちのほうでも、
お風呂やお手洗いに入ったときに、目を閉じてみる。
ふぅぅぅぅ、はぁぁぁぁと深呼吸してみる。
平和な人間関係の中に身を置いてみる。
もし時間が30分でもとれたら、
ひとりで静かにカフェなどで、あたたかいお茶とおいしくて甘いものと一緒に過ごしてみる。
もうちょっと時間がとれそうだったら、
マッサージに行ってみたり、
ヨガに来てみたり。
ヨガも、秋のはじまりにかけて、こんな内容が多めになっています。
心を落ち着かせること。
目を閉じて体全体の感覚を感じてみること。
呼吸と今やっていることにやわらかく集中していくこと。
疲れすぎないように、でも体を内側からあたためていくようなポーズの練習。
夏の間に溜めていった疲れを、そして日々の疲れを解いていくようなリラクゼーション法やめい想。
それもまた、その日の気温や体調、最近どんな環境で過ごされていたかなど、
ひとりひとりの「今日」にあわせていくことがアーユルヴェーダのヨガセラピーでは
いいんじゃないかいと、たくさんの先人達の智慧は教えてくれています。
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