どんな感じ?○アーユルヴェーダとヨガのはなし
ヨガやめい想、アーユルヴェーダのケアは
心と体のお手入れです。
ヨガの呼吸しているとき、ポーズをしたとき、
めい想やヨガニードラでくつろいだ時間のときの、あいだあいだに、
「どんな感じがしますか?」という言葉がけをします。
「どんな感じってどんなん?」と質問いただくこともあります。
どんな感じ?
たとえば、
体でいうと、
あたたかくなってきた。
肩がかたい~って実感。
血が巡っている、じんじんする感じ
乾いた感じ、
痛い
心地よくない
こころは?
そわそわする
すこしずつ頭の中が静かになってきたような
など、
こう感じてほしい、こう感じると正解というのはありません。
どんな感覚も、その瞬間その人が自分に意識を向けているということなのです◎
めい想のように静かに座るときも、いわゆる「無になる」ということが
目的ではなく、(やり方はいろいろありますが)
次から次に浮かんでは消えるいろいろな考えや気持ちを、「ただそれがあるなぁ」と見ていくことをしていきます。
それに良いこと、悪いことというジャッジはしなくてだいじょうぶ。
(またこれについては後日)
それがあって、
血が巡ると気持ちいいなぁ、
今日はこのポーズは気持ちよく感じないなぁ
とか
疲れてたんだなぁと気付いた
というように、今の自分のことに気付けて、
気持ちいいという体とこころの感覚に耳をすませてみよう。
今日は湯船にゆっくりつかって、早く寝よう。
あたたかいおうどんを食べよう。
気持ちいいっていう感覚があると、顔がほころんでるなぁ。
気持ちいいって幸せだな。
と、
次の、自分のための選択(食事、暮らし方など)がやさしいものになる、
自分自身との関係がやさしいものになる、
そして、
家族や社会との関わりもやさしくて調和的になっていく。。。
そのための、リトマス試験紙のように
「どんな感じかな?」ということを、あいまあいまに
自分とのコール&レスポンスのような時間をとっています。
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